2010年07月24日

北アルプス入門 3日目

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本日はこの山行の最終日になります。
名残惜しいような、ホッとするような、複雑な心境です。

今日は常念岳山頂をピストンしたあと、一ノ沢登山道を下っての帰ります。
日の出を山頂で迎えようと早立ちする方々もいらっしゃるようですが、
我々は山小屋で日の出を眺め、朝食後にゆっくり山頂へ向かうことにします。

昨夜は相変わらず喉が痛くて寝苦しい夜でした。
結局、硬い寝床にも慣れることができませんでした。体があちこちイテー!
でも山小屋はどこもフカフカの敷布団などないので、慣れていかないといけないんですよね・・。
同部屋のガイジンさんご夫婦は、寝てる間もとても静かでした。
死んでるんじゃないかと思ったくらい。(笑)

5時40分、最低限の荷物だけ持って、常念岳へ出発です。
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この山は、岩だらけです。赤ペンキで丸が書いてある岩を目印に登っていきます。
しかし、このペンキが薄くなってきていて、ときどき見落としてしまいます。
歩きやすい岩を探して登っていくのは、私は結構楽しかったです。
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1時間程度で山頂へ着きました。噂どおり、360度の眺望です!
今日も微かに富士山まで見えます。
常念岳は100名山とのことですね。これで3座目かな?
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・・・あー。
これで今回の登山も終わりか・・・。やっぱり少し寂しいのう。

山頂でしばらく感慨に耽ったあと、50分くらいかけて常念小屋まで降りました。

腹が減ったのでカップラーメンをいただいた後、トイレを済ませ、身支度と、下山後のタクシーの申請をしました。8時半過ぎだったので、登山口到着は12時でお願いしました。3時間半足らずで下山する計画です。

サヨナラ、北アルプス!
かなり後ろ髪を引かれつつ、仕方なく下山します。
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今日は土曜日。週末を山で過ごすハイカーが沢山登ってきます。結構斜度があり、下りとはいえ疲れます。ここを登るのは大変そうだなあ・・・。今回の登山、逆ルートでの縦走も考えたのですが、結局は今回の反時計回りルートのほうが良さそうです。

一ノ沢の登山道はずっと沢沿いを歩きます。「水筒いらず」と言われるそうですが、確かに給水には困りません。疲れた時に冷たい水が飲めるのは大変助かります。
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真面目に歩いていたつもりなのですが、どうやらタクシーの時間がギリギリだと途中で気付きました。
我々は下りが遅いのです。標準タイムをオーバーすることもしばしばです。今回の下りも多くの人に抜かれてしまいました。ヤバい、急げ! 黙々と下ります。

腹も減ってきました。ああ、風呂にも入りたい・・、特にアタマを洗いたい!
下山後の楽しみを励みに、最後の道のりを頑張ります。
そしてついにゴール! あー、本当に終わった!
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タクシーの運転手さんは女性でした。労いの言葉をいただきます。
しゃくなげ荘まで、タクシー料金4000円ちょっとでした。
車を2日間以上放置していましたが、無事でした。さて、これからフロ、メシです。

お風呂は、常念小屋で割引券をいただいた「常念坊」さんへ行きました。
男湯はワシひとり占め。わーい!

その後「ふじもり」で蕎麦、牧場でソフトクリームを食べて、帰途につきました。
豊科で14時半くらい。高速もずっとスムーズで、夕飯時には大宮へ帰ってこれました。
運転はワシが豊科〜上里、ミサトン先生が上里〜東松山。
先生!あー、5000回転も踏んじゃダメだって!


天気が良くて、元気に帰って来れたのでほとんど言うことないのですが、今後をふまえて課題点や反省。

・アイウェアを忘れました。
 私はコンタクト使用なのですが、紫外線を防げなかったので3日目には目が真っ赤・・。

・首筋と唇が酷い日焼けです。
 常念の登りで朝日にやられ、首をびっしり焼いてしまいました。
 リップ塗るの忘れていて、唇も荒れちゃって大変です。
 現在、それが口内炎へ変化して、3つも穴があいてます・・。

・ライチョウに会えなかった!天気が良すぎました。次こそは。


今回、出発前にたくさんの方々にアドバイスをいただきました。
おかげさまで無事に行ってくることができ、最高の思い出となりました。
どうもありがとうございました!

そして、入門編が終わったので、次のコースを募集中です(笑)
とりあえず、このまま来週は鳥海山です。
あ〜、まだ片付け終わってないのに、今度は自転車も準備しないと。(´□`。)


・タイムテーブル・
0540常念小屋発
0645常念岳着
0800常念小屋着
--下山準備--
0830常念小屋発
1055烏帽子沢
1110大滝ベンチ
1200一ノ沢登山口着


posted by カ○イダー at 23:00| Comment(2) | ハイキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

北アルプス入門 2日目

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寝てる間、喉が痛くて何度も起きてしまいました。水を・・、水をくだされ・・!
なんだか喉が荒れてガラガラです。なんでだろ?
昨日のコースがかなり埃っぽかったせいかもしれません。念入りにうがいをすればよかったです。

今日は稜線歩きの日なので、割と気楽です。
日の出を見るために4時過ぎに起床しました。雲海から顔を出す朝日は、とても美しいものでした。
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6時前に小屋を出発します。今日も良い天気。左手は八ヶ岳、奥には富士山まで!見えます。右手は北アルプスの山並み、前方に南アルプスです。贅沢なハイキングで、至福の時間でした。
振り返ると、昨夜泊った燕山荘、燕岳が少しずつ遠ざかって行きます。
燕山荘はかなり進んだ所からでもずっと見えるので、なんだか見守られている感じです。
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尾根の西側は風が強くて寒いくらい。いっぽう東側は日当たりが良すぎて暑い!ウェアの調節が大変です。東側は高山植物もたくさん。トンボもうじゃうじゃ飛んでいました。まだ小さいです。彼らが秋になると里へ下りていくんでしょうか・・・。
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順調に蛙岩、大下り、為右衛門吊岩を経て、喜作レリーフへ到着。ここの手前はクサリがあるので、こういうの苦手なミサトン先生(単純に、手や足の長さが足りないのです)は少々手こずってました。

槍と常念の分岐は、左の常念へ向かいます。いつかはここを右へ行き、槍を登ってみたいです。
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大天荘までは結構しんどい登りです。でも、今日は難関はここくらいなので頑張ります。9時過ぎに到着です。腹が減ったのでメシにしました。アルファ米と乾燥カレーを水で戻し、カレーブランチです。結構普通にウマいですね。米は熱湯入れて15分待たなければならないですけど、これなら満足です。

腹ごしらえを終えたので、ここから大天井岳の山頂を往復します。ほんの数分で行けます。
山頂は標高2921メートル。これまでで最高到達点ですが、いずれは3000m峰へ行かねば・・。
そんな槍をバックに記念撮影。ここからの眺めも爽快です!
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大天井岳からしばらくは、本当に穏やかな稜線を歩きます。もっと人が多いと思っていたのですが、平日なので少なかったのかもしれません。前にはポツポツと先行者がいらっしゃったのですが、後ろは誰も見えませんでした。のんびり、のんびり。
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やがて常念小屋が見えてきました。常念乗越ってのは、想像していたよりもだいぶ低い所にありました。せっかく高いところにいるのに勿体ないな・・・と思いつつ下ります。この下り、結構キツイです。ちょうど森林限界の境界なのか、久しぶりに両脇には背の高い木が現れます。鬱蒼とした山林の下りです。ちょっとウンザリしてきた頃、ようやく小屋へ辿りつくことができました。今日はこれでおしまい!
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常念小屋は6畳の部屋に相部屋です。定員は12名と書いてあり、混雑時には一人半畳になる計算です。恐ろしや・・・。幸いこの日は6畳に我々のほか2名、計4名でした。まあ、その2名は外国人さんだったので若干戸惑いましたけど。
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午後の残りは結構ヒマだったので、リゾットを作って食べたり、本棚の雑誌を読んだりして過ごしました。

ここの夕焼けや夜景も素晴らしかったです。
明日は常念アタック、そして里へ帰還です・・。
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・タイムテーブル・
0550燕山荘発
0630蛙岩
0845切通分岐
0915大天荘着
--ブランチ--
1030大天井岳着
1200東天井岳通過
1410常念小屋着
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2010年07月22日

北アルプス入門 1日目

7月22日(木)〜24日(土)の3日間で、北アルプスへ登山に行ってきました。
今回訪れたのは、しばしば入門編として推奨されている表銀座縦走路(燕岳〜常念岳)です。
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 ・1日目:中房温泉登山口〜燕山荘〜燕岳往復
 ・2日目:燕山荘〜大天井岳〜常念小屋
 ・3日目:常念小屋〜常念岳往復〜一ノ沢登山口

ひさびさの更新ですが、そのご報告などを・・。


**************

3時半起床、4時発で安曇野へ出発です。
前日、結局寝るのが0時近くになってしまい、あまり睡眠時間が取れませんでした。
このへん、ミサトンさんが突然「3日も家を空けるとミニトマトが枯れちゃうんで実家へ預ける〜!」とか言い出した事も原因ですが、まあ仕方がないでしょう。ついでに登山計画を父様へ伝えておきました。

川越から高速道路を関越〜上信越〜長野道と乗り継ぎ、豊科で降りました。
豊科手前でガソリンが空になり、警告ランプまで点灯・・、出だしからスリリングな旅となりましたが、なんとか出口隣のスタンドで給油して、しゃくなげ荘の登山客用無料駐車場へ辿りつけました。

身支度に少し急ぐことになりましたが、バスの時間にも間に合いました。ところが来たバスは、バスではなく、普通のワゴンタイプの乗用車でした。定員は10名、待っていた乗客は12名。全員乗れねえよ・・・(笑)結局バス会社の人が急遽タクシーも手配し、全員を運ぶ算段となりました。平日なので少なく見積もりすぎたようです。運転手さんの話では、先週の3連休は凄い人出で、バス3台を出したそうです。

バスが中房温泉へ付きました。一人1200円を払いました。
天気は良さそう!でも、少し雲が多いかな・・・。登山計画書をポストに入れ、出発です。
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本日の目的地である燕山荘までは、合戦尾根という登山道を登ります。「アルプス三大急登」と言われるそうですが、評判通りとても登りやすい道です。初心者向けと言われる所以が解りました。途中、5か所で休憩ポイントがあるので、その通りに休憩を取りました。
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登っていくと、降りてくる方々もいらっしゃいます。それにしても今日は、降りてくる人がとても多いです。どうやら前日に、学校の課外授業が数校実施されていたらしく、すごい人数の学生が降りてくるのです。

登山は、原則登り優先です。なので、列をなす学生さんを暫く待たせて登ることになります。気持ち的に、どうしても急いで登ることになります。しかも見栄を張って、澄まし顔で爽やかに登らないといけません(笑)。正直シンドイぜー!いったい何校あんだよ!ゼーハー、ゼーハー・・・。

こんなことを繰り返しながら汗だくになりつつ、ようやく合戦小屋に到着しました。
すると、上がり口で「お疲れさまで〜す!」と清楚なお姉さんに労いのお言葉をいただきました。
どうやらスイカの売り子さんのようです。このグッとくる人員配置は、燕山荘グループの戦略に違いありません。でもその戦略通り、スイカ買っちゃいました(笑)。
切ってあるのが800円!高ぇ〜よ! でも、山で食べるスイカは最高!
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後で燕山荘オーナーの赤沼さんのお話から知りましたが、ここで90分くらい休憩すると高地順化ができて、まず高山病には罹らないとのことです。
私は登っている最中に少し視界がチカチカしてきて不安に駆られましたが(偏頭痛持ちなのです)、しばらくしたら治まったので安心しました。

合戦小屋から、最後の登りに入ります。
今日は曇りなのか、眼下の景色は一面のガスであり、いっこうに眺望が開けません。
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うーん、これはいまいち充実感に欠けますなあ・・・。とか思っているうちに、燕山荘が見えてきてしまいました。あれ?あそこゴールじゃないですか?
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そして、稜線の先には青空が見えます。どうやらアルプスの東側は曇っていますが、アルプス一帯は晴れのようです。ということは・・・!ドキドキ。少しずつ、燕山荘へ続く階段を登って行きます。テント場を過ぎて、頭をヒョコっと出してみると・・・。おー、アルプスの山並みが青空に・・!
それまで何も眺望がなかったので、この劇的な変化には圧倒されました。
一気に充実感に包まれました。これが北アか!これは病みつきになる・・。
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なんか、最初っから槍もバッチリ見えてるような気がするんですけど、あれが槍でいいんですよね?何しろ全て初めてなもので・・。

とりあえず、コーラで燕岳に乾杯!
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しばらく辺りの景色の美しさに浸ったあと、燕山荘に宿泊の申し込みをしました。
ミサトン先生曰く、「ぜったい個室!」だそうです。なんと、しかも空いてました。(笑)
9500円のところ、個室チャージで14500円・・・、ぜいたくな旅ですなあ。
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さて、残りは燕岳アタックです。片道30分くらい。花崗岩でできた登山道を行きます。不思議な風景です。そんな行程ですが、私は写真を撮るのに夢中で、「槍ばっかり撮ってんじゃねえ」とミサトン先生に怒られました(笑)
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山頂で記念撮影して帰還。
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宿で休んでから、夕日を見たり、食事後に夜空を見たり。
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二人とも高山病の症状は出ず、とりあえず安心しました。
と言う訳で、ミサトン先生はオーナーの話を聞きながらビール飲んでました。(笑)
朝からいろいろ活動して疲れました。21時消灯直後に眠りについたのでした。

・タイムテーブル・
0400自宅発
0745しゃくなげ荘駐車場着
0810中房温泉行きバス乗車
0840中房温泉着
0855登山口発
1150合戦小屋着
1310燕山荘着
1340塩山荘から燕岳へ出発
1405燕岳山着
1445燕山荘へ戻る

1900ミサトン先生、ビールを飲みだす
2100ミサトン先生、寝床で力尽きる
2200ミサトン先生!そのイビキは・・
posted by カ○イダー at 23:00| Comment(2) | ハイキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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